轟音

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空を駆け抜ける車はいつになったら登場するのか
タイムマシンはいつになったら登場するのか

未来とは予想、想像のみが許されるもので確定的であっては
おもしろくない。もしもそれが確定的なものならば
あなたはきっとそれを自分の都合の良い方向に変える事に努めるのだろう。

それは雨の降る夜
雷鳴響く漆黒の闇
ひどく小さく、欲と汚れにまみれ、木の壁で外界と隔てられた空間において
私と私と私が初めて向かい合って坐し、未来についてよく相談をした時があった。
時として声を荒らげる場面もあったのだが、
それは始終いつになく真剣で隣の私の表情は見たことも無いぐらいに強張っていた。
時々、雷の轟音とともにカメラのフラッシュのような強い光が空間に入り込み、
我々の顔を照らす場面がある。
その都度に私は何か見てはいけないものを見てしまったかのような背徳感に襲われた。

ある私は言う、楽な方を選べと。
ある私は言う、道徳を重んじれと。
ある私は言う、犠牲の元で自己の為に生きろと。
ある私は言う、そんなのは無理だと。
ある私は言う、自己犠牲の元で人の為に生きろと。
ある私は言う、それこそ無理だと。

そうこうしていると雷鳴が止み、雨も弱くなる。
物事、万事に永遠などありえない。
そういった事はいつも自然が教えてくれる。
強い光も無くなり私の表情が見えなくなったころ
今度は陽の光がさし、表情だけでなく顔の皺や毛穴までも良く見えるようになった。
陽の下で私は言う、
いつまでダラダラと無益な論を続けていくつもりなのだ。
もっとシンプルなものなのだ、おまえも私も特別では無い。
Do or Die なのだ。

それに気がついたのなら、
いつもの帰り道を少し変えてやる。
そうすればきっと違う未来がやって来るのだと
私はそう信じたいのだ。
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by michi2tu | 2011-11-30 16:02

道が2つまで絞れてきた日々の記憶


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